練習:ブルグミュラー『真珠』『羊飼いの家路』
2015/05/16
管理人自身のレッスンの記録です。
次回レッスンまでに、ブルグミュラー18の練習曲より
2番『真珠』 と 3番 『羊飼いの家路(家路につく牧童)』 の2曲を家で練習しています。
(曲の動画(YouTube)を、こちらの記事「初回レッスンに向けて:ブルグミュラー「ないしょ話」」に張り付けていますので、曲を聴いたことがなくて、かつ興味のある方は聴いてみてください。2曲目と3曲目がそうです。)
・前回のレッスンはこちら → 初回レッスン:け、鍵盤が重い・・・っ
毎日の練習は、1日1回約30分程度。
ハノン等の指の練習も含めてもっと弾きたいのですが、
時間もなかなかとれません。
ハノンは、練習の最初に指ならしに1番だけを弾き、
あとは曲の練習に専念しています。
2番『真珠』
左手はゆっくりと3拍子を刻む弾きやすい和音の繰り返しです。
右手は、32分音符がちょっと大変そうに見えましたが、「ドレミファソラシド」のような音階をを何回も弾く感じで覚えやすいです。
各小節の最後の8分音符と次の小節の頭の音でメロディを奏でる感じです。
大部分がハ長調で臨時♯♭も少ないので、やってみれば、思ったよりは弾きやすいです。
右手の32分音符で弾く音階は、ほとんどの小節で「低い音から高い音へ」と動きますが、途中、「高い音から低い音へ」の移動となる個所が7小節だけあります。この個所が私にとっての難関でした。
この部分を特に重点的に練習しました。
右手で弾く大きなメロディが聴こえるように、32分音符の粒がきれいにそろうように、気をつけて弾きたいと思います。
真珠の玉がポロポロと転がり落ちるような、キラキラしたかわいらしい曲です。
3番『羊飼いの家路(家路につく牧童)』
教則本『ブルクミュラー18の練習曲[作品109] 』(全音ピアノライブラリー)の練習の手引きによりますと、この曲は
「夏の間アルプスの山々で放牧をしていた羊飼いたちが、夏が終わって数カ月ぶりに自分の村の自分の家へと帰る光景」
を曲にしたものであり、
「労働に一区切りつけたことへの誇り」「家路につく楽しさと喜び」
が感じられる曲だと書かれていました。
羊飼いたちの、うきうきした気持ちが、軽快なメロディに表現されています。
スラーに気をつけてなめらかに流れるように弾く部分と、スタッカートを聴かせて弾むように弾く部分があります。
この使い分けをきちんとして、重くならないように弾きたい曲だなと思いました。
左手の小指で、小節の一拍目の低い音をとる個所が何か所かあるのですが、私は結構これを外しがちです…。
自分では、音をつかんでいるつもりなのに、ミスします。離れた音を指でつかむ感覚が鈍っているのと、長年のブランクで小指の強度が弱っているのだな、と改めて感じた次第です。
この曲を弾くと、子供がなぜかゲラゲラ笑います。
おかしいのだそうです。(え?私の演奏が?)
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