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絶対音感が身につく年齢は?-自分の体験を踏まえて-

      2015/06/03

以前、「絶対音感」が小さい子供のころにしか身につけることができない」
という事を書きました。

絶対音感についていくつかの書籍を読みましたが、それらによると、その説は疑いようのない事のように思えます。(関連書籍は後ほどご紹介します。)

では何歳ごろまでなら身につけることができるのでしょうか?
以下、私自身の体験も踏まえての「絶対音感と年齢」に対する見解です。

特別な能力か否か

江口寿美子・江口彩子著の『新・絶対音感プログラム』他、絶対音感に関する書籍によると、

『絶対音感を身につけるためには、「年齢が低い」など、一定の条件を満たしたうえで、正しいプログラムで訓練を行えば、だれにでも身につけることができる能力』

なのだそうです。
つまり、「特別な能力ではない」ということになります。

ただ、ある年齢を過ぎていて絶対音感を持たない立場から見れば「特別な能力である」ということにもなりますが。

私の「絶対音感」史

私は運よく「絶対音感」に恵まれました。

“運よく”と言ったのは、上記著書によると、『特別な訓練をしないで、ただピアノをならっているだけでは、絶対音感が身につくことは珍しいこと』となっているからです。
なので、私は、特別な訓練を受けず “運よく” 「絶対音感」に恵まれたということになります。(でも、実際は、単純に聴いた音が「ドレミ」で聞こえるということを「絶対音感」とするのならば、幼いころから音楽を習っている人なら特別な訓練を受けなくても、身についている人は多いと思います。)

では、私は、いつ絶対音感を身につけたのかなぁ、と自分で自分を振り返ってみますと。。。

5歳からオルガン教室に通う

私は、5歳になってすぐ、家の近所のオルガン教室に通い始めました。
同い年の子供たちとのグループレッスンでした。

レッスンには楽しく通っていました。
簡単な曲をみんなでいっしょに演奏したり発表会(発表もグループで)に出たりしたのを記憶していますが、どんなことをやっていたのか、はっきりとした記憶は今となってはありません。
使っていた楽器は、教室で使っていたのも家で使っていたのも、昔よく見た「ブー」という音のする “普通の電気オルガン” でした。

オルガンを触るのはとても好きでした。おもちゃ代わりにして遊んでいた記憶はあります。

7歳半 家にピアノがやってきた

その後、小学校に入ってから7歳半のころに、家にピアノがやってきました。
YAMAHAのアップライトピアノでした。

私はピアノを買ってもらったことがすごくうれしかったのを覚えています。
今もその日の事を鮮明に覚えています。

オルガン教室をやめて、ピアノの先生に家に来てもらうようになりました。

習っていた曲を一生懸命やっていたか?と聞かれると、「・・・・・。」でした。

でも、テレビのアニメの曲や当時流行ったピンクレディの曲をピアノで弾いたりしていました。

その時は楽譜なんてなしで弾いていたので、この頃には、私は「絶対音感」に恵まれていたのかもしれません。意識してなかったので分からないですが(^^;

気づいたのは9歳ごろ

私が自分に「絶対音感」があると知ったのは小学校3年生の頃です。

私は小学校3年生の時に、違うピアノの先生のところへ通うようになりました。

その先生に、ある日突然、
「ちょっとこっちを見ないで聴いてね」と言われ、
ピアノで「ファソラ(♭シ)ドレミファ」と弾いたのを聴かされました。
つまりヘ長調の「ドレミファソラシド」です。

そして「今、なんて聴こえた?」と聴かれました。
私は聴こえた通りに「ファソラ(♭シ)ドレミファ」と答えました。

先生は続けて、何個かの音を弾いて私に答えさせました。
そして、
「あなたは、音が分るのね」と言われたのです。

その時に初めて、そういえば、自分は音楽を聴いたときに、
「ドレミファソラシド」の音で音楽が聴こえるな、ということに気が付きました。

私の場合は5~7歳の間に身についたらしい

こうやって過去を振り返ってみますと、
私の「絶対音感」は、5歳から7歳の間についたのではないか、しかも、「電気オルガン」で(!)ついたのではないかということです。

江口寿美子・江口彩子著の『新・絶対音感プログラム』他、絶対音感に関する書籍によると、

『絶対音感をつけるためには2歳前後から4歳代の間におけいこをはじめることが理想』であり、

満7歳までにおけいこをはじめられれれば “絶対音感” をつけることができる(その場合は一生懸命おけいこすることが必要)』

そして、
『7歳を過ぎると“絶対音感”を身に付けられる可能性は極端に低くなり9歳以上では不可能』とあります。

自分の経験から言っても、絶対音感を身に付けられる年齢で音楽・楽器と出会っていたから、「絶対音感」に恵まれたと思っています。

絶対音感があったからといって、別にどうってこともないのですが(音楽的なセンスとも全く関係ないと思います・・・)、お子さんに「絶対音感」を!と思われる方は、早目にお稽古を始められた方がいいですね(^^)

絶対音感に関してこの記事の参考にした書籍

 

 - 音感について

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